アンコールワットとアンコールトムの違いは?おすすめポイントも!
アンコールワットは、カンボジアの遺跡といえばここ!という場所なので皆さん知っていると思います。
しかし、アンコールトムはあまりなじみのない遺跡で正直何が違うのかパッとしませんよね。
この記事ではアンコールワットとアンコールトムの違いを解説し、おすすめの時間、ポイント、口コミなどをご紹介します。
アンコールワットとアンコールトムの違いは?
ともにアンコールという言葉が付き、似たもの同士と思われがちですが、全く違います!
まず、言葉の意味はこちら
- アンコール→サンスクリット語で「王朝、都市」
- ワット→クメール語で「寺院」
- トム→クメール語で「大きい」
となるので
- アンコールワット→(アンコールの)寺院の遺跡
- アンコールトム→(アンコールの)王宮の跡地
ということになります。
つまりどういうことかというと、アンコールワットはアンコールワットで1つの遺跡なのですが、アンコールトムはいくつもの遺跡が集まっています。
アンコールトムには以下の遺跡が含まれます。
- バイヨン
- バプーオン
- 象のテラス
- ライ王のテラス
- ピミアナカス
- プラサット
- スゥル
- プラット
- クリアン
- プリア
- ピトゥ
- プリア
- パリライ
これだけの遺跡が含まれるので、アンコールトムの方が面積が大きいです。
次は面積の違いをチェックしてみましょう。
- 面積:約2㎢(200ha)
- 外周:東西1,5km、南北1,3km(境内)
- 濠:幅190m
- 面積:約9㎢(900ha)
- 外周:東西3km、南北3km
- 濠:幅130m
なんと、面積だけ見るとアンコールトムはアンコールワットの4.5倍ですね!広い!
次に2つの遺跡の位置関係を見ていきます。
Gooleマップによるとこのようになります。
2か所は約3.4㎞離れていて、車で7分(徒歩なら42分)の距離です。
移動は断然トゥクトゥクor車がおすすめです。
アンコールの遺跡群にお越しの際は、ホテルでトゥクトゥクを手配するか、ツアーを申し込むかをおすすめです。
それぞれのおすすめポイントはこれ!
アンコールワットのおすすめポイント
日の出
アンコールワットといえば日の出が最高に綺麗です。
私は午前4時にホテルを出発し、アンコールワットの前で日の出をスタンバイしました!
運が良ければ、水面に反射して逆さアンコールワットが見れます。
回廊
アンコールワットには1~3の回廊があり、実際に階段をのぼり見学することができます。
ただし、第3回廊のみカンボジアの仏日は入場することができません。
事前に調べていくことが重要です。
第三回廊には登るべき
お勧めは第三回廊でかつでは王族など限られた人しか入れなかった所です。午後4時過ぎに列に並びましたが30分位は待ったと思います。木の階段が付けられていて昇りも降りる時もかなりの急勾配なので少し怖いですが、是非登ってみて下さい。遺跡を見下ろせるのも爽快です。。(出典:https://www.tripadvisor.jp/ShowUserReviews-g297390-d317907-r478723518-Angkor_Wat-Siem_Reap_Siem_Reap_Province.html)
アンコールトムのおすすめポイント
アンコールワットは、あの有名な建物を見るだけでとても満足するくらいのインパクトがあります。
アンコールトムはアンコールワットよりは有名ではない分、歴史に興味がない人は「へ~すごい」で終わってしまいます(笑)
実は大きい分見どころはアンコールワットよりたくさんあります。
ここでは3つほど紹介します。
バイヨン
バイヨンはクメール語で「美しい塔」の意味を持ちます。
有名なのがバイヨンの四面像。
この存在にはたくさんの仮説があり、その1つとして当時の王を神格化し、作られたものといわれています。
南大門
私はここからアンコールトムへ入りました。
横にはたくさんの像が並んでいて、下には大きな川、前には大きな門があり、壮大な所へ来てしまったと感動した記憶があります。
バープオン
「隠し子」という意味を持つ寺院です。
言い伝えですが、その昔、カンボジア王妃が自分の子供がタイ軍の報復として殺されてしまうのを恐れ、この寺院に隠したといわれています。
周りに木があり、その奥にひっそりとたたずむ遺跡です。
まとめ
いかかでしたでしょうか?
今回はアンコールワットとアンコールトムについて簡単にまとめ、おすすめポイントを紹介させていただきました。
紹介しきれないほどまだまだ深い歴史があり、素晴らしい遺跡があるアンコールの遺跡群の一部ですが少しでも誰かの役に立てばいいなと思います。
記事を書くと知らなかったことを知れて、1回行ったことのある場所でもまた行きたい!と思うようになります。
アンコールの遺跡群には近いうちにまた行きたいと思います!