米沢「時の宿すみれ」の宿泊記。おふたり様専用宿ってどんなとこ?
少し前、米沢にある「時の宿すみれ」に行ってきました。
「おふたり様専用宿」というこんなにもコンセプトが明確なお宿に宿泊するのは初めてだったので、行くのがとても楽しみだったんです!
どんなお宿だったか、ご紹介しますね!(完全な主観ですのでご了承くださいませ)
「時の宿すみれ」の宿泊記
ガチでおふたり様専用だった
今回の旅は義理の母からの提案でした。
米沢に「おふたり様専用」の素敵な宿があるらしい!という情報をGETした義母。
ホームページを見てみると、とても素敵な空間だったので、もちろん行くことに!
そんなわけで、4人で行くことになったわけですが、「おふたり様専用」ということなので、もちろん予約から別々にしなければいけません。
1人でも3人以上でも予約ができないんです。
無事にそれぞれで予約をし終えた私たちは4人が知り合いだと良くないかな・・・?なんて余計な心配をしながら向かったわけですが・・・
お宿につくと、なんとなく「おふたり様専用」というコンセプトが頭にちらついて、一緒の車で行っておきながら、ちょっと離れて歩いてみたり(笑)。
もうバレバレだと思うのですが、なんとなく「一緒なんです」と言いづらい雰囲気ではありました。
こちらもそのコンセプトに同意していたものの、飲みたいワインがあったのでそれをシェアできるかと訪ねたところ、「一切ダメです」的な解答が返ってきて、分かってはいたもののの、もう少し違う言い方ないのかな???なんて思ったり。
あれ?ちょっと批判的?(笑)。
そんなわけではないですが、安くない宿泊料金を払って素敵な場所に行っているので期待値も高かったための残念な対応にちょっとクダを巻いてみただけです。
何が言いたかったかというと、とにかく「おふたり」っていうのを大事(そこに固執されている感も若干ありましたが・・・あくまで主観です(笑))にされている空間なんだということでした。
空間は素敵!でももっと敷地は広いと思った
「時の宿すみれ」は、ここに泊まることを目的にしないと行かないような場所にありました。
民家があるその先にしっぽりとある感じです。
そんな様子を撮った写真がなくてすみません・・・
フロントや部屋からは森林の中に新幹線が通る様子を見ることができて、なんかちょっと特別な感じがします。
ちょっと分かりづらいですかね。
私たちが宿泊したお部屋は「いぶき」。
モダンリビングのお部屋です。
ゆったり寛げそうな雰囲気がしますよね。
そして、このお宿、テレビがないんです!
ふたりだけの時間をゆっくり過ごして欲しいということからだそうですが、その代わりにミニコンポが置いてあります。
いくつかCDが置いてありますが、自分たちで聞きたい音楽を持ってきてもいいですね。
そんなわけで普段は全く聞かない音楽を聞いてみました(笑)
照明もホッとする感じのオレンジ色で、ちょうど雨も降っていたので、ゆったりとするのにはいい空間だなと思います。
室内の洗面台。
なぜここだけ撮ろうと思ったのかは、今となっては謎です・・・。
人里離れた場所にあったので、周囲も静かで、ゆっくり過ごすにはいい場所だなとは思ったのですが、個人的には敷地内に散歩できる場所があったら良かったなぁと思いました。
あっ、これは私が勝手にイメージから敷地が広いと思いこんでいただけなので、、、誰も悪くないです。。。
食事はとっても美味しかった!
旅の楽しみといえば食事もありますよね!
「最高級米沢牛を使った創作懐石料理」とあったので、とても楽しみにしていたんです。
結果、米沢牛に限らず、とっても美味しかったです!
こちらがその時のメニューです。
結構盛りだくさんですよね!
こちらが前菜。
春に行ったので、春を感じさせてくれる一品です。
このポタージュも絶品です。
桜の花びらも季節感がでていますよね。
ここで「千本と筍のサラダ」をはさみます。
ヨーグルトとバジルのソースが小洒落ています!
こちらは「ブリスケとタンのラグー」。
「ラグー」って何??って感じでしたが(笑)、「ラグー」とはフランス語やイタリア語で「煮込む」という意味があるんだそうです。
はい、見た目からもそんな感じですね。
ビーフシチューのような。
ここでお口直しの「グラニテ 小松菜とレモン」をはさみます。
またしても「グラニテ」って??となってしまいましたが、グラニテはフランス料理のコースの途中で口直しとして出される氷菓なんだそうです。
ようは、シャーベットってことですよね?違うのかな?
こちらもさっぱりして美味しかったです。
はい、「大とろポワレの握り」。
これマジでうまいです。
コースに入っていなかったら、単品ででも頼んだほうがいいです!!
このコースの中で一番印象に残っているし、美味しかったです。
舌の上でとろけていく牛肉がたまらんです。
こちらはその「大とろのポワレ」の横にあった「かいのみの押し寿司」。
こちらも美味しかったのですが、やっぱり「大とろのポワレ」にはかなわなかった・・・。
「とも三角のすみれ漬け」
「とも三角」は牛の部位としてはもも肉にあたるんだそうです。
あまり聞き馴染みがなかったのですが、とても希少な部位だとか。
あっさりと頂きました。
「センマイと春野菜の小鉢 トマトのジュレ和え」
こちらもさっぱりしていて美味しかったです。
これでメインに向けて口直し?はバッチリです!
じゃーん!「サーロインのステーキ」です。
え?これだけ??
って思いました?(笑)
はい、これだけなんですけれど、これまでに沢山の品々を頂いてきたので、これだけでも十分!
どうでしょう?
写真を撮るのが下手なのですが、少しは美味しいそうに見えますでしょうか?
もちろん見た目だけではなく、味も美味しかったですよ!
そして「肩三角とハチノスふき味そ漬けの牛骨スープ茶漬」
胃がじゅわっとあたたまるような優しい味でした。
ここからはデザートタイムです。
食事処をあとにし、ラウンジへ移動します。
コーヒーは一杯づつ丁寧にドリップしてくれていて、皆さんコーヒーを頼まれているようでしたが、なぜか私は紅茶を頼んでしまいました・・・
デザートは「抹茶のアイスクリームとプディング」
美味しかったディナーの余韻に浸りながら、ゆったりとした時間を過ごしました。
なんだかご飯テロみたいになってしまいましたが、ディナー、そして朝ごはんも見た目も美しく、そして味もとっても美味しかったです!
まとめ
特にまとめることでもないかもしれませんが・・・(笑)
「おふたり様専用宿」というコンセプトになぜかものすごく期待が膨らんでしまっていて、思ったよりもそのコンセプトを感じられなかったかな・・・というのが率直的な感想でした。
まぁ、普段から2人で旅をしているので、あまり普段と変わらなかったからかもしれません。。。
なので、お値段の割には・・・という気持ちもちょっとありましたが、ディナーの米沢牛づくしはとても満足でした!
良かったら「大とろのポワレ」はぜひ食べてみてくださいね!