チェコ・オーストリア旅行記 欧州3大美術館「美術史美術館」(Vol25)
最終日、飛行機の時間まで、ルーブル、プラドと並ぶ欧州3大美術館「美術史美術館」に行きました。
美術史美術館
美術史美術館の辺りは緑が多い道が続き、環境も良い場所に美術館はありました。
美術史美術館はハプスブルグ家の美術コレクションが所蔵されています。
広い館内に沢山の美術品があり、ハプスブルグ家の力の強さを感じることが出来ます。
1階はエジプト、古代ギリシャ、ローマ、2階が絵画、3階は貨幣やメダルが展示されています。
中はとても広いので効率よく回らないとあっという間に時間が過ぎてしまいます。
飛行機の時間もあったので、メインの2階を中心に回ることにしました。
それにしても館内の内装が艶やかで重厚感があり、とても素敵でした。
2階には見たことある~!というような絵画がいくつかありました。そういえば、この美術史美術館はブリューゲルのコレクションが世界最大規模なのだそうです。
「バベルの塔」(ブリューゲル作)
ブリューゲルの代表作のひとつです。
旧約聖書に登場する伝説の巨大な塔が描かれています。
これ、図工の本か美術の本に載っていませんでしたっけ???
スペイン国王フェリペ4世の娘マルガリータが8歳の時の肖像画です。
「ヴィオランテ」(ティツィアーノ作)
恋人を描いた作品だそうです。
なんだか不思議な感じですね。
これ、アントワネット?テレジア?これは!と思って写真を撮ったので、きっと有名な方だと思います。
こんな感じで、重厚な空間の中、感じるものも感じないものも、全て含めて楽しむことが出来ました。
オーストリア最後にここに来られて良かったと思います。
あっというまのチェコ・オーストリアの旅でした。
-2013.8.16-