スリランカ旅行記 シギリヤロック2(vol9)
前回のつづき、シギリヤロック編です。
いよいよ、恐怖のゾーン?!に入っていきますよ!
「シギリヤロック」ライオンの入口へ!
とうとうやってきました、ライオンの入り口です!
階段の上り口にライオンの足があるのが分かりますか?
今は前足の一部しか残っていないけれど、昔は足や頭部があり、ライオンが大きく口を開けて座った形になっていて、階段を上って行くと、ライオンの喉に飲み込まれるような形になっていたんじゃないか?と言われているそうです。
なんとも壮大な感じです。
これをみていたら、私がこの世で1番美味しいと思っているライオンビール(スリランカ産)を思い出しました(笑)
なんて、そんな事を思いつつも、それを口に出す余裕もなく、この階段との戦いに挑みます。
岩にただへばりついているだけの頼りない階段。
(怖いでしょ。それ。)上る最中はまるで空に向かって行くようです。
空はだんだん曇ってくるし、雲の先では雷が鳴っているし、ほんとうに余裕が無くて、階段を登り切るまで一言も会話をしませんでした・・・。
後で思えば下とか景色とかちゃんと見れば良かったと思います。
でも、上り切った後は、やり遂げた達成感(大げさだですが)とここに宮殿があったのかと、なんとも言えない感慨深い気持ちになり、そしてまた感動で一杯になりました。
何かの跡はあるけれど、でも何もない場所にこんなにも感動したのは初めてです。
そしてこんな高い場所に宮殿があったことも不思議でなりませんでした。
人ってスゴイ。
上からの映像です。
風が強くて、何も遮るものがないから実は怖かった(笑)
シギリヤロックには敵から守るための仕掛けが沢山ありました。
見張り台に岩を落とす場所など、そんなにも王は敵を恐れていたのかと思います。
帰りの道も、所々にある昔の名残を楽しみながら、シギリヤ・ロックを堪能しました。
あぁ、この感動をどうやって伝えたら良いのか。
機会があればぜひ訪れてもらいたいです。
(ちなみに欧米人とか地元の方はシギリヤロックをサンダルでヒョイヒョイと上っていました。怖がっていたのは私だけ???)
-2014.5.3-