マクロって何?マクロを組むとはどういうこと?
「手動でやるの面倒くさいから、マクロ組めない?」なんて言われても、そもそも「マクロ」って何?という方へざっくり(笑)お伝えします。
マクロって何?
「自動化したい操作を記録して、その記録した内容を実行させる機能」のことです。
例えば、毎月、ログファイルからあるシステムにアクセスする人数をカウントする作業があったとします。
- ログファイルをエクセルに読み込む
- アクセス数をカウントする
という作業があり、例えこれが月に1回でも同じ作業を繰り返すのは面倒くさいですよね。
そこで、「ファイルを読み込む作業」「アクセス数をカウントする作業」を事前に記録しておいて、作業をする時に記録した内容を実行できるようにしておけばいいわけです。
それを実現する仕組みがマクロになります。
エクセルに「マクロの自動記録」という機能がありますが、まさにそれです。
自分が操作した内容が記録され、それを後で呼び出すことができます。
これ面白くて、自分が操作した内容を忠実に記録してくれるんです。
「A1」セルを選択したとか、「A1」セルの内容をコピーして「B1」セルに貼り付けたとか。
もちろん間違えた内容もそのまま記録してくれちゃいます。
マクロを組むとはどういうこと?
自動化したい内容をプログラミングすることも出来ます。
例えば、先ほどの例ならば、読み込むログファイルを「固定」ではなく「可変」にしたい場合など、プログラミングをすればそれが可能になります。
こんな感じで、操作させたいようにプログラミングをすることを「マクロを組む」と言っています。
エクセルであればVBA(Visual Basic for Applications)という機能を使ってそれを実現することができます。
VBAはマクロを実現するためのプログラミング言語になります。
単純に繰り返す作業については、このような仕組みを使って自動化していけば、効率よく業務を進めることが出来ます。
「マクロ」はとても重宝する機能です。