Javaコメントの種類とコメントを書く意味とは?コメントアウトって何?
プログラムの中に「この処理はこんな機能を持っています」のような説明を見かけると思います。
この説明のことを「コメント」と言います。
Javaプログラムのコメントの種類
種類というと大げさかもしれませんが、3つの種類のコメントの書き方があります。
- 1行コメント
- 複数行コメント
- JavaDoc用コメント
です。
コメントの部分はコンパイルと実行の時に無視されます。
1行コメント
1 |
// コメント |
スラッシュ(/)を2つ並べて、それに続けてコメントを書きます。
「//」がついている行のみがコメントの対象です。
複数行コメント
1 2 3 4 5 6 |
/* コメント コメント ︙ */ |
「/*」と「*/」の間に、複数行のコメントを書くことができます。
JavaDoc用コメント
1 2 3 4 5 6 7 |
/** * プログラム(クラスやメソッドなど)の説明を書きます。 * @author Tanaka * @version 1.0 * ︙ */ |
前の2つとはちょっと性質が異なる特別なコメントです。
プログラムについての説明を書くコメントで、「JavaDoc」と言われています。
先頭のアスタリスクが「/**」2つで始まります。
規則に従ってクラス概要やメソッド概要を記述しておくと、その情報からHTML型式のドキュメントファイルを作成することができます。
こんな感じです。
わざわざ別でドキュメントを作る必要がなくなるので便利ですね。
JavaDocコメントはドキュメント用なので、ちょっとしたコメントを書くときには使わないようにしましょう。
コメントを書く意味
どのような処理を行っているか、分かりやすくするためコメントを記述します。
自分だけがメンテナンスするわけではないと思うので、他の人が見ても分かりやすいように書くのがポイントです。
まぁ、コメントがなくても読みやすいコードが書ければ一番なのかもしれないですが。
コメントアウトするとはコメントを書くこと?
どうやら、「コメントアウトする」とはプログラム全般の用語として、「コメント文を書くこと」のようです。
そうなんですね笑
でも、通常業務では
- コードを一時的に無効化したい場合
などに「コメントアウト」という言葉を使っています。
例えば、デバックするとき、関係ないコードを「コメントアウトする」とか、プログラミングしたけれど今すぐ使わない機能の部分を「コメントアウトする」というような感じです。
ちなみにコメントを外して元のコードに戻すことを「アンコメント」と言います。
使ってみてくださいね🎵