UnixとLinuxの違いとは
Unix(ユニックス)とLinux(リナックス・ライナックス)の違いをざっくり説明していきます。
UnixとLinuxの違い
UnixもLinuxもOS(Operating System)の一種です。
どちらもコマンド画面で操作をします。(LinuxはWindowsなどと同じようにマウスで操作をする画面も使えますが、コマンドで操作するイメージが強いと思います。)
歴史はUnixの方が古く、1960年代にアメリカのベル研究所で開発されました。
もともとはMulticsという多機能のOSを開発をしていたそうですが、それが失敗に終わり、そこから「よりシンプルな小さいOS」として作られたのがUnix(最初の名前はUNICSで後にUnixへ)でした。
mult(複数)→uni(単一)と名前からも方向転換が分かりますね。
諸々の理由により、ベル研究所はUnixを販売出来きませんでした。
そのため少額で色々なところに配られたり、ソースコードも公開されていたため、そこから派生したUnixが多く誕生することになりました。
それでは作った側は面白くありません。
お金も入ってこないし、色々な種類のUnixが登場し収集がつかなくなってくるし・・・
そのためUnixはライセンス契約になっていくのです。
Unixを気軽に使えなくなってしまいました・・・_| ̄|○ il||li
そこで登場したのがLinuxです!
Linuxは、リーナス・トーバルズというフィンランドの大学生が開発したものです。
LinuxはUnixを参考に独自に開発されました。
Linus(リーナス)がUnixライクなOSをつくったということで、Linuxなんですって。
ほー!しかし、大学生がOS開発ってすご。
しかもソースを無料で公開したため、世界中のエンジニアたちが改良し、高性能なLinuxが誕生し、市場へ広がっていきました。
UnixとLinuxの違いはざっくりこんな感じです。
LinuxはUnixを参考にして作成されたものとはいえ、1から開発されたものなので、Unixの後継がLinuxということではないですね(似ているけれど血の繋がりがない感じ?!)。
より詳しく知りたい方は、UnixとLinuxの違いをインターネットで検索してみてくださいね(笑)。