パスが通ってるとかパスを通すとは?(Windows)
「パスが通ってる」とか「パスを通す」とかってこんなイメージ。
私の勝手なイメージ(あくまでイメージ)で解説したいと思います!
パスが通ってるとは、道ができている!こと
相変わらず下手くそな絵ですみません・・・(笑)
「パスが通ってる」とはどういう状態かというと、この絵のように、あるフォルダまでの「道ができている」イメージです。
(「道路」のつもりで書いています・・・)
図にはCドライブの下に
- 「X」フォルダ
- 「Y」フォルダ
- 「Z」フォルダ
がありますね。
「X」フォルダと「Y」フォルダにはそこまでの道ができています。
⇒パスが通っている
一方、「Z」フォルダには道ができていません。
⇒パスが通っていない
という状態です。
なので、あっ、名前をつけていませんでしたが、道をみて微笑んでいる女性をSE子さんとしましょう。(名前がダサい・・・)
SE子さんは道に沿って進めば迷うことなく「Xフォルダ」と「Yフォルダ」へたどり着けます。
この状態は、システムを扱う私達にとっては便利な状態なのです。
では「パスを通す」とはどういうことでしょうか?
パスを通すとは、道をつくる!こと
はい、「パスを通す」とは「道をつくる」イメージです。
「Z」フォルダまでの道をつくってみました!
これが道なのか?という絵の良し悪しはおいておいて・・・
これで「Z」フォルダまでパスが通っている状態です。
では、具体的にどうやったら「パスが通っている」状態であり、また「パスを通す」ことができるのでしょう。
パスを通すには、環境変数で設定をする
難しく感じるかもしれませんが、この作業はとっても簡単です!
「コントロールパネル」→「システム」で「システムのプロパティ」を表示します。
そして「詳細設定」タブをクリックすると、「環境変数」ボタンがあると思います。
[環境変数]ボタンをクリックしてみましょう。すると「環境変数」ダイアログが表示されます。
そこにある「Path」に「C:\X」とか「C:\Y」とかを設定すれば、パスが通っている状態になります。
「パスを通す」とは、環境変数のPathに通したい場所を設定することになりますね。
ちなみに「ユーザー固有の設定(ダイアログの上の方)」と「全ユーザーが共有して利用する設定(システム環境変数)」がありますが、そこはその都度、最適な方に設定をすればいいと思います。
じゃぁ、パスが通っていると何がいいのでしょうか??
パスが通っていると場所を指定なくていい!
私たちはコンピュータに色々と命令をすることができます。
「このプログラムを起動して!」とか「このファイルを開いて!」とか。
実際に命令をするときは、そのプログラムやファイルがある場所を指定しなければいけません。
例えば、「C:\X」フォルダ内に「goodGame.exe」という面白いゲームプログラムがあるとしましょう💓
そのゲームを起動したい!と思った場合、コンピュータには「場所+プログラム名」を教えてあげる必要がありますが、パスが通っている場所だと「プログラム名」だけで起動してくれるんです。
なので、
「C:\goodGame.exe」
が
「goodGame.exe」
だけでOKになるんです。
命令されたコンピュータは指定してあるパスを順番にたどり目的のものを見つけにいきます。
すごーい💓
環境変数で設定した「Path」とは、「ここを探すよ」リストなんですね。
「C:\X」は短いですが、長いパスだと指定するのもメンドクサイですよね。
「パスを通す」ことで私たちは場所を意識せずプログラムを実行することができるのです。
便利!
まとめ
「パスが通っている」とは「道ができている」イメージ。
「パスを通す」とは「道をつくる」イメージ。
こんなんで伝わりましたでしょうか?(笑)