勝烈庵で勝烈定食を食べる。カツレツトンカツの違いって何?
前から気になっていたお店、「勝烈庵」に行ってきました~。
老舗の味はいかに~。
勝烈庵で勝烈定食を食べる
昭和2年に創業した「勝烈庵」は、外国人コックが関内にもたらしたカツレツを初代が工夫し、独自のカツレツとして完成させたカツの老舗です。
土曜日のランチに11時の開店と同時に入れるように向かいましたが、すでに7,8組くらいの人が前にいて・・・、出遅れたか?!と思いましたが、店内は思ったよりも広かったので、1回転目で入ることができました。
けれど、食べ終わって出たことには、お店の外に行列が出来ていたので、早めに向かったほうがいいかもしれません。
私が行ったのは、馬車道総本店!
こちらになります。
さてさて、何を食べようかな~。
普段なら絶対に「ロースかつ」ですが、お店と一緒の名前の「勝烈定食(ヒレかつ)」にすることに!
だって、お店の名前が付いてるんだから、「押し」ですよね?!(笑)
じゃ~ん!
とっても美味しそう~。
これに、野菜と果物を2日間かけて煮込んで作られた秘伝のソースをかけて頂きます。
うっ、うまい~!
ソースはちょっと甘みがあるのかな。
衣がサクサク、お肉は柔らかで、とても美味しかったです!
これで1,760円也。
量もちょうど良かったし、Niceな勝烈定食でした。
箸にもこだわりあり
箸袋の裏にメッセージが書かれていることがあるので、勝烈庵でも何気に箸袋の裏を見てみると、ありました~!
使っている箸は「吉野熊野古道の箸」なんですって!
18きっぷの旅をした時に、熊野古道へ行きましたが、散策するのにはとても気持ちの良い場所でした。
あそこの杉で作られたものなのかぁ。
「世界遺産」の場所の箸ということで、ちょっと高級な感じがしますね😁
カツレツとトンカツの違いって何?
勝烈庵は初代が外国人がもたらしたカツレツをアレンジしたものだそうですが、そもそも「カツレツ」と「トンカツ」の違いってなんでしょう??
カツレツとは
明治時代にフランスから伝わった「コートレット」という料理を日本風にアレンジしたもので、薄切りの仔牛肉にパン粉をまぶして揚げ焼きにした料理を指します。
日本では仔牛肉よりも鶏肉や豚肉がメジャーだったこともあり、これらの肉で代用することも多くありました。その後、炒め焼きではなく揚げ焼きにしたりコートレットよりも粒の大きなパン粉を使ったりするなど、日本独自のアレンジが加えられた結果、現在のカツレツの形ができあがったのです。
https://www.kurashiru.com/articles/b7d22e67-b24e-4967-a859-ea049b26caac
なのだそうです。
一方、トンカツは
厚切りの豚肉に衣をつけて油で揚げたもので、日本人に親しまれやすいようにカツレツをさらにアレンジしたことで生まれた料理です。
https://www.kurashiru.com/articles/b7d22e67-b24e-4967-a859-ea049b26caac
なのだそうです。
ちなみにカツレツは牛肉や鶏肉など様々な種類の肉で作られるのに対して、トンカツを作るときに使われるのは豚肉だけです。
まぁ、名前の由来が、豚の音読みの「トン」とコーレットの英訳「cutlet」(カットレット)からだそうなので、そりゃそうか?!という感じですかね(笑)
ほぉ。
そういや確かに勝烈庵の勝烈定食も薄切りでした~。
何となく「カツレツ」と「トンカツ」は違うんだろうな~とは思っていましたが、その違いが分かってスッキリ!
私はどちらも好きです❤