涸沢のテント場の混雑状況は?携帯の電波やトイレはあるの?
上高地を通り抜け、横尾から目指すは涸沢カール!
星空もすごくきれいでおすすめの場所なんです。
そんな涸沢のテント場の混雑状況や携帯の電波状況、トイレ事情など紹介していきますね!
涸沢のテント場の混雑状況は?
涸沢のキャンプ場は、涸沢カールと呼ばれる山に囲まれた場所に存在しています。
三方向を山に囲まれた中、涸沢ヒュッテと涸沢小屋といわれる二つの山小屋に挟まれ、くぼんだ場所にあるキャンプ場です。
非常に広いキャンプ場で、混みあう季節には1000以上のテントが張られています。
住所:〒390-1520 長野県松本市安曇
連絡先:090-9002-2534
利用料:1,000円(人/泊)
シュラフのレンタル:あり
私は、5月から10月の間に何度も訪れました。
7月までの時期に関しては、基本的にはそこまで混雑はしません。
ただ、ゴールデンウィークとなると話は別で、休みを利用した登山客で混雑しています。
もっとも、5月〜6月の涸沢カールは完全に雪の世界であり、ピッケルおよびアイゼンがない状態での登山はほぼ不可能です。
なおかつ、涸沢キャンプ場にいくための道も雪道となっているため、冬装備でなければ困難です。
そのため、初心者の登山者は少なく、冬山を登れる人ばかりになります。
7月頃になればもう雪も溶けて、夏登山シーズンの始まりとなります。
登山最盛期にあたる8月、特にお盆の時期は最も混みあいます。
登山道が渋滞もできるほか、上高地までのアクセスも、バスや電車が混むなど、大変になるため覚悟が必要です!
8月以降、10月の紅葉時期までは、土日は混み合いますが、平日は空間に余裕がある状況が続くこととなります。
10月の紅葉シーズン、涸沢カールは長野県の紅葉の中でもかなり人気が高いスポットとなります。
そのため、かなり混雑しています。
11月ともなると晩秋となり、テントもまばらに。
11月末には地上より早く雪も降り始め、また深い雪の世界へと涸沢カールは戻っていきます。
一番混雑する時期について
一番混雑するのは紅葉及びお盆の時期です。
ゴールデンウィークもかなり混みますが、ゴールデンウィークの涸沢は積雪がまだあるため、ある程度の装備がないと辿り着くこともできません。
そのため、行けるのは一部の人のみ。
雪のない紅葉・お盆の時期であれば、脚力さえあればたどり着けてしまうため、かなりの混雑となります。
一番混雑する時期は早めに場所の確保を
涸沢キャンプ場はかなり広いため、通常でしたらテントがはれないことはありません。
ですが、快適な場所を確保できるかと言われれば話はまた変わってきます。
混雑した時期は、平たく、かつトイレの近い場所から埋まっていきます。
テントを張る時間が遅くなると、岩がごろごろしていたり、山小屋から遠いような不便なところしか残らないことになります。
早めの行動を心がけ、早めに着いて良い場所で気持ちよく幕営したいですね。
涸沢のテント場は携帯の電波はあるの?
基本的にドコモ、au、ソフトバンクの三社とも携帯電話が通じます。
が、ソフトバンクは山間部では通じにくいことがあります。
また、場所によって電波の通じにくさなどが違うので、留意は必要です。
いずれにしろ、少し移動すれば電波が見つかるので、基本的には入ると思ってもらって構いません。
涸沢のテント場にはトイレはあるの?
涸沢ヒュッテに併設されているトイレを利用することとなります。トイレの中は雪の時期でも暖かく、清潔です。
朝方やごはん時などは並ぶこともありますので、トイレに行きたくなったらすぐにトイレに行っておきましょう。
特に男子トイレは混みます!
普段は並んでいるのを見たことないですが、山で初めて男子がトイレに並んでいるのを見ました(笑)
また、混雑時のトイレはぱっぱと利用することが望ましいでしょう。
涸沢のテント場には水場はあるの?
涸沢ヒュッテに水場があり、そこで水を手に入れることができます。
山の水を使用しているため、かなりの冷たいです。
浄水でもありません。
が、煮沸をしっかりとすれば使えますし、料理に困ることもありません。
まとめ
涸沢は、北アルプスの中でもとくに人気のスポットです。
夜の星空、朝のモルゲンロート、夕暮れ空など、本当に綺麗な景色を見ることができます。
是非一度足を運んでみてくださいね!
【Writer M】